葵祭

2008年5月16日京都・行事と祭り

5月15日、京都三大祭のひとつ、葵祭(賀茂祭)がおこなわれました。

これは上賀茂神社と下鴨神社の例祭で、正式には行列は「路頭の儀」、両賀茂社での神事は「社頭の儀」と呼ばれます。

行列は検非違使(けびいし)・山城使(やましろづかい)からなる第1列を先頭にして、御幣櫃(ごへいびつ)・馬寮使(みりょうづかい)・牛車(ぎっしゃ)からなる第2列、舞人(まいうど)・近衛使(このえし)からなる第3列、陪従(べいじゅう)・内蔵使(くらづかい)からなる第4列と続き、最後の第5列に斎王代(さいおうだい)を中心にした女人(にょにん)列が、京都御所を出発して、下鴨神社から上賀茂神社まで進みました。

「葵祭」と呼ばれるのは、祭事に関わる人たち、社殿の御簾や御所車、牛や馬まで二葉葵で飾ることによります。

上賀茂神社の主祭神、賀茂別雷神(かもわけいかづちのかみ)が神山(こうやま)に降臨したとき、ご神託によって走馬をおこない、葵楓(あおいかつら)の蔓(かずら)を装って祭りをおこなったことにちなみます。

たしか、下鴨神社の大炊殿がある場所の庭に二葉葵が植えられていたと思います。

今年は斎王代の装束のうち、唐衣(からぎぬ)と表着(うわぎ)と裳(も)の3点が25年ぶりに新調されました。
唐衣は薄紅に唐花、表着は黄緑の亀甲地に花菱が織り込まれています。

賀茂祭は、5月3日に下鴨神社でおこなわれる流鏑馬神事の騎射を前儀として始まります。
以下、賀茂祭の神事を列記します。

  • 5月1日:上賀茂神社・競馬会足汰式(5日の競馬会神事に参加する馬の脚の優劣を決める。パドックですね)
  • 5月3日:下鴨神社・流鏑馬神事
  • 5月4日:上賀茂神社・斎王代御禊の儀(上賀茂神社と下鴨神社で毎年交替でおこなう。日取りは未定)
  • 同日:下鴨神社・献香祭、古武道奉納
  • 5月5日:上賀茂神社・競馬会神事
  • 同日:下鴨神社・歩射神事(地上で矢を射て、祭の沿道を清め祓う)
  • 5月12日:下鴨神社・御蔭祭
  • 同日:上賀茂神社・御禊の儀、御掃除祭、神御衣献進祭、御阿礼神事
  • 5月15日:葵祭(賀茂祭)
  • 5月17日:上賀茂神社・献茶祭
  • 同日:下鴨神社・献茶祭、煎茶献茶祭

Posted by 管理人めぶき