第65回正倉院展
第65回正倉院展が、10月26日(土)から11月11日(月)まで17日間、奈良国立博物館にて行われます。
開館時間は午前9時から午後6時まで(入館は閉館の30分前まで)
金曜日、土曜日、日曜日、祝日(10月26日・27日、11月1日・2日・3日・4日・8日・9日・10日)は午後7時までです。
今年は正倉院の宝物を伝え、守ってきた人々の足跡もわかるような構成に
ヤコウガイの白い螺鈿に、トルコ石やラピスラズリの彩りが美しい、平螺鈿背円鏡(へいらでんはいのえんきょう)が展示されます。
この鏡は、保存状態のいい1面、鎌倉時代に割られてしまった1面、明治時代に修復した1面の合計3面を揃えての出陳です。
花喰鳥刺繡裂残片(はなくいどりのししゅうぎれざんぺん)は、昭和50年(1975年)の染織品整理中に唐櫃から発見されたものです。
唐花の上で大きく尾羽を広げている鳳凰を華麗な刺繍で浮かび上がらせた、天平時代を代表する作品です。
伊勢神宮の天平神護2年(766)の遷宮に向けての準備に関わる史料とみられる続々修正倉院古文書(ぞくぞくしゅうしょうそういんこもんじょ)や、漆金薄絵盤(うるしきんぱくえのばん)なども出陳されます。
毎年大混雑します
正倉院展は毎年たくさんの人が来場します。
とくに平日の午前中が混み合うそうです。
平日の夕方が比較的空いているようです。
毎年、読売新聞のサイトが混雑状況をアップしています。
「第65回正倉院展」 YOMIURI ONLINE(読売新聞)