第62回正倉院展

奈良・行事と祭り

平成22年10月23日(土)から11月11日(木)まで第62回正倉院展が、奈良国立博物館で行なわれます。

今回は平城遷都1300年にあたり、より当時の人々の暮らしに沿った展示がされるそうです。

目玉は聖武天皇遺愛の螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)ですね。
ラクダに乗って楽器を弾いている人が印象的です。
また背面の螺鈿細工が素晴らしい。
正倉院の宝物の螺鈿細工は、どれも未だに輝きが美しく残っているんです。
その光沢だけでも見る価値ありです。

今回は光明皇后の大遠忌1250年にもあたるので、光明皇后が東大寺大仏に薬物を献納した際の目録である「種々薬帳(しゅじゅやくちょう)」や、皇后がみずから着用なさったかもしれない繡線鞋(ぬいのせんがい)という履き物も展示されます。

「光明皇后 あふれる慈悲…苦しむ民救済の願い、薬帳に」 YOMIURI ONLINE

(リンク切れ……2012.11.25)

今年は平城遷都1300年祭と重なって例年以上の入場者数だと思われます。
開館すぐの時間帯か、夕刻以降が比較的空いているそうです。

2010年7月25日奈良・行事と祭り

Posted by 管理人めぶき