京都とともに暮らす 京都毎日手帖2016
京都の情報誌『Leaf』を発行するリーフ・パブリケーションズさんの「京都毎日手帖」、2016年版は大幅にリニューアルされました。
これまではビニールカバーがかかった並製本(ソフトカバー)でしたが、なんと上製本(ハードカバー)に変身しました。
(A5のツバメノートよりも大きい)
紙が柔らかいので、開いたページをキープできます。
中身も一新。
ウイークリーのレフト型で、月曜始まりです。
右側は5ミリ方眼のメモになっていて、右下にその週の行事についてのコラムが書かれています。
たとえば、1月15日の小豆粥、夏の川床、衣替え、祇園をどり、毎月16日の「DO YOU KYOTO? デー」など。
1日の欄には、日付、曜日、7時から22時までの時間軸、六曜のみ。
二十四節気も、月の満ち欠けもありません。
毎月25日にはちゃんと「Leaf 発売日」と書かれていますが、それだけです。
ほかの京都の手帳では問題の(?)8月16日も、ふだんとまったく変わりません。
マンスリーには、開いたマスにお持ち帰りのスイーツ情報(Leafさんの飯テロ健在)がこれでもかと。
ここにも、旧暦も二十四節気も、月の満ち欠けもありません。
巻末にはそのお持ち帰りスイーツのお店情報、市バス・鉄道路線図、スイーツのお店情報を主体にした京都市と宇治市のMAP、方眼のメモ13ページ。
表紙とマンスリーの上部の装丁は、老舗風呂敷店唐草屋さんのデザインです。
手帳の最後に、風呂敷の簡単な包み方が3種載っています。
昨今、サブバッグとして風呂敷が見直されていますよね。
新しい「京都毎日手帖」は、京都で日々暮らす人、もしくは師範級の京都ファンにおすすめの手帳です。
まるで絵本のような手帳ですから、ボールペンでイラストを描くと楽しそうです。
(ひとりごと……ヴォーリズの洋館のような、洋風の京都の手帳があってもいいと思うのですが……)