京都 春の特別公開2020 (右京区)
2020年春(3月1日~ゴールデンウィーク終了)の、京都市右京区の社寺の特別展や特別公開です。
各社寺の公式サイトと「京都観光Navi」からの情報です。
終了間際ですが京都市観光協会主催の「第54回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開」の情報もあわせて掲載しています。
2020年4月16日に「緊急事態宣言」が発令され、京都の社寺では拝観の休止、業務の縮小、祭事や法要の変更など、さまざまな対応を取られています。
公開している神社仏閣
公開されている各社寺では感染予防対策をされていますが、お参りされる方もマスク着用・手洗いの励行・体調面に留意して、無理のないように行動なさって下さい。
轉法輪寺 令和2年冬の特別大公開「轉法輪寺什物『釋迦大涅槃図』特別公開」
とき: 2月14日(金)~3月1日(日) 10時~16時(受付終了)
3月15日までの予定でしたが、3月1日で早期終了しました。
しかし期間中は前日までに連絡すれば、お参りさせてもらえるそうです。
本堂内の釋迦大涅槃図、ご本尊の阿弥陀大佛、裸形阿弥陀如来立像と、新しいお釈迦様にまつわる寺宝をすべて拝観できます。
涅槃図の絵解き説法もあります。
また、特別公開限定ご朱印4種類が授与されます(書き置き)。
仁和寺門跡 霊宝館名宝展 「第58代光孝天皇1133回忌記念 国宝展」
とき:3月20日(金・祝)~5月31日(日) 9時~16時30分(受付終了)
4月16日までで終了しました。
今年の霊宝館は春・夏・秋の三季それぞれでテーマを設定して、名宝展が行なわれます。
春季は「直筆 御手から生まれる天皇の直筆『国宝 後嵯峨天皇宸翰』」
前期に鎌倉時代の後嵯峨天皇の直筆(宸翰)、後期には江戸時代の後西天皇の直筆(宸翰)が展示公開されます。
また、会期の始めには秘仏の「国宝 薬師如来坐像」が特別公開されます。
春季は3月20日(金・祝)~29日(日)だけの公開です(23日(月)は休館日)。
名宝展開催中は特別ご朱印が7種(1体500円)授与されます。
仁和寺門跡 御室花まつり
とき: 3月20日(金・祝)~5月6日(水・休) 8時30分~17時(受付終了)
4月16日までで終了しました。
例年、御室桜の公開は花期に合わせて不定期で行なわれていましたが、今年から会期を設定されることになりました。
今年の御室桜の見頃は4月10日前後と予想されています(3月2日現在)。
桜の前に御室ツツジ(コバノミツバツツジ)が3月下旬から4月上旬の開花です。
御室桜はほかの種類のサクラよりも開花時期が遅く、背丈が低いのが特徴です。
「はなが低い」ので「おたふく桜」とも呼ばれます。
妙心寺 仏殿・浴室「明智風呂」 非公開文化財特別公開
とき: 3月18日(水)まで 10時~16時30分(16時受付終了)
「第54回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開」、仏殿は初公開です。
仏殿(重文)は文政10年(1827)の再建で、明智光秀の位牌が安置されています。
浴室(重文)は、塔頭・大嶺院の密宗和尚が、甥である明智光秀の菩提を弔うために建立しました。
大きな釜で沸かした湯を床下に流すサウナ形式の蒸し風呂で、「明智風呂」の名が付いています。
妙心寺塔頭 玉鳳院 非公開文化財特別公開
とき: 3月18日(水)まで 10時~16時30分(16時受付終了)
ただし3月11日(水)は14時受付終了
「第54回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開」による公開です。
花園法皇と開山の無相大師(関山慧玄)が禅問答をした建物で、山内最古の塔頭寺院です。
現在の建物は明暦2年(1656)の再建です。
豊臣秀吉の子の鶴松(棄丸)の御霊屋「祥雲院殿」や、武田信玄・勝頼の石塔、織田信長・信忠の石塔があります。
妙心寺塔頭 退蔵院 春のお食事付き「観桜会」
とき: 3月28日(土)~4月12日(日)
昼・夜の各2つの時間帯に、人数限定・事前予約制で妙心寺御用達「阿じろ」の精進料理をいただき、お庭を散策することができます。
昼は通常非公開の書院にて松花堂弁当をいただき、通常非公開の「囲いの席(隠れ茶室)」の見学をすることができます(5000円)
夜は茶席「大休庵」にて「京の春御膳」をいただき、完全貸し切りで桜のライトアップが見られます(8500円)
なお、この春の「観桜会」はお寺の案内をやめ、昼食は開放的な部屋で、夕食は縁側やお庭など好きな場所に移動して食べられるよう配慮されています。
また持ち帰りのできる弁当に変更されるそうです。
詳細・申し込みは「2020年 妙心寺退蔵院 お食事付きプラン「観桜会」 | おすすめ京都体験オスキョー」のサイトへ。
天龍寺 法堂「雲龍図」春の特別参拝
とき: 3月1日(土)~5月31日(日) 9時~16時50分(受付終了)
ただし3月20日までは15時50分受付終了
現在の法堂の雲龍図は、平成9年に加山又造氏によって描かれた、八方睨みの龍です。
拝観の休止・制限をしている神社仏閣
- 龍安寺
- 拝観停止
- 4月23日(木)~5月20日(水)
- 仁和寺門跡
- 拝観停止
ただし境内の参拝路の通行可能 開閉門時間: 7時30分~17時 - 4月17日(金)から
- 妙心寺
- 拝観停止
- 4月14日(火)~5月10日(日)
- 妙心寺塔頭 退蔵院
- 売店業務(茶店)の運営を休止
ご朱印は書き置きのみ - 4月13日(月)~5月上旬
- 広隆寺
- 新霊宝殿拝観休止
- 5月6日(水・休)まで
- 大覚寺・大沢池
- 拝観停止
- 4月14日(火)~5月6日(水・休)
- 直指庵
- 拝観停止
- 車折神社
- 社務所の受付時間を変更: 9時30分~16時30分
- 天龍寺
- 庭園・北門の受付時間を変更: 8時30分~16時50分
本堂の受付時間を変更: 8時30分~16時30分 - 清凉寺
- 拝観停止
- 4月21日(火)~5月6日(水・休)
- 化野念仏寺
- 拝観停止
- 4月18日(土)
- 愛宕念仏寺
- 今年予定されていたすべての行事を中止
- 祇王寺
- 拝観停止
- 4月14日(火)~5月6日(水・休)
- 二尊院
- 拝観停止
- 4月13日(月)から
- 證安院
- ご朱印授与を休止
- 3月18日(水)から
- 常寂光寺
- 拝観停止
- 4月24日(金)~5月6日(水・休)
- 愛宕神社
- 御本殿休憩所を閉鎖
- 4月11日(土)から
- 周山 慈眼寺
- 拝観停止
- 4月9日(木)から
内容が変更・縮小している神社仏閣
公開期間の変更、内容の縮小などの情報です。
- 平岡八幡宮 花の天井 春の特別公開
- 3月13日(金)~ 5月10日(日)
- 4月15日(水)以降、拝観中止になりました。
- 大覚寺門跡 令和2年春季名宝展 「大覚寺の文芸」
- 3月19日(木)~ 5月11日(月)
- 4月8日(水)以降、中止(終了)になりました。
- 天龍寺塔頭 弘源寺 春の特別拝観
- 3月19日(木)~5月17日(日)
- 4月13日(月)~5月6日(水・休)の間は拝観中止になりました。
再開については未定です。 - 天龍寺塔頭 宝厳院 2020年春の特別拝観
- 3月19日(木)~6月30日(火)
- 4月13日(月)~5月6日(水・休)の間は拝観中止になりました。
再開については未定です。 - 仁和寺門跡 霊宝館名宝展「第58代光孝天皇1133回忌記念 国宝展」
- 3月20日(金・祝)~ 5月31日(日)
- 4月17日(金)以降、中止(終了)になりました。
- 仁和寺門跡 御室花まつり
- 3月20日(金・祝)~ 5月6日(水・休) 4月17日(金)
- 4月17日(金)以降、中止(終了)になりました。
- 清凉寺(嵯峨釈迦堂) 霊宝館の特別公開
- 4月1日(月)~5月31日(金)
- 4月21日(火)~5月6日(水・休)の期間は公開休止になりました。
- 野宮神社 嵯峨祭
- 5月17日(日)神幸祭、5月24日(日)遷幸祭
- 神輿巡幸などが中止になりました。
神事のみ斎行されます。
中止
中止になってしまった祭事や特別拝観情報です。
- 妙心寺塔頭 大法院 新緑特別拝観
- 4月1日(水)~5月5日(火・祝)
- 西寿寺 観桜会とピアノコンサート
- 4月4日(土)
- 清凉寺 嵯峨大念佛狂言 春季公演
- 4月5日(日)、4月11日(土)、4月12日(日)
- 大覚寺 嵯峨天皇奉献 華道祭
- 4月10日(金)~12日(日)
- 妙心寺塔頭 長慶院 藤の花の特別公開
- 毎年4月20日前後3日間
- 妙心寺塔頭 大雄院 春の特別拝観
- 4月26日(日)~5月10日(日)
- 西院 春日神社 藤花祭
- 4月29日(水・祝)
- 遍照寺 春季大祭 柴燈護摩供
- 4月29日(水・祝)
- 神護寺 宝物虫払い行事
- 5月1日(金)~5日(火・祝)
- 神護寺 多宝塔特別公開
- 5月13日(水)~15日(金)
- 車折神社 京都嵐山三船祭
- 5月17日(日)