ジュンク堂書店京都店が閉店!
四条富小路にあるジュンク堂書店京都店が、2020年の2月29日で閉店すると発表されました。
ジュンク堂書店京都店の開店は1988年。出版不況とネット通販などの攻勢により売り上げ額は2018年まで14年連続マイナスで、ピークだった1996年の半分以下だとか。
大型書店「ジュンク堂」、京都と名古屋の2店同時閉店 2月末に https://t.co/p3KacluB0Y
— 京都新聞 (@kyoto_np) January 12, 2020
ジュンク堂書店京都店は、河原町三条と四条の間あたりの京都BALにある丸善京都本店まで、だいたい歩いて10分ほど。
2019年3月に、四条烏丸駅直結のSUINA室町に大垣書店京都本店がオープン。こちらもジュンク堂書店京都店から歩いて12~13分。
2つの大型店に挟まれるような形で大丈夫かな、と思ってたら、大丈夫じゃなかったんですね……
私はジュンク堂書店京都店は人文系に強い店、と評価しています。
歴史、仏教・神道、古典。
近頃は古典は大型書店であっても蔵書が少なくて、『枕草子』なんて置いてない店も多いなか、ジュンク堂書店京都店には『枕草子』が何冊もあり、新刊本があったりもします。
棚も見つけやすくて取りやすい。高い所の本は、脚を悪くしてるとつらいです。
数で圧倒してくるジュンク堂書店のなかにあって、京都店はちょうどいい大きさとちょうどいい見晴らしで、好きでした。残念です。